子供を育てるのは簡単じゃないと、誰もが思いながらも、可愛い我が子を抱きたくて子供をもうけますよね。
私も、世間の方と同じ思いで我が子が欲しいと思い、子供を授かりました。初めての我が子は、小さくて可愛らしい女の子でした。実家も遠かったので、ほぼ一人で、毎日右往左往しながらの子育てでした。
女の子ということもあり、今、振り返れば育てやすかったのかもしれません。そして、娘が1歳を迎えるとやっぱり兄弟を作ってあげたいと感じるようになりました。すぐには、出来ずに、娘が2歳半のときに弟が産まれました。
とっても可愛がってくれたのですが、今まで手のかからなかった娘が豹変しました。属の『赤ちゃん返り』というのでしょうか?今まで、私だけに向けられてきた母のまなざしが、弟ばかりに向いていると感じたようです。
それは、弟が成長するのと同時に、なくなるものなのかと思っていました。でも、娘の行動はますますひどくなりました。始めは、私にかまってほしいんだと素直に受け止めることが出来ました。
弟が歩き出す前は、娘との時間も持つことが出来ました。でも歩き始めてからは、怪我をしないようにつきっきりです。すると、娘は、私を困らせることばかりするようになりました。わたしを独り占めしたい気持ちはわかりますが、小さな弟にも手をあげるようになりました。
始めは、私がかまってあげられないからと思うことがで出来ても、段々と、育児の疲れが貯まると、自分でもはっとするぐらいに、娘を怒ってしまうことありました。
その頃の娘の口癖は『みんな、私のこと嫌い…』です。そんな風にまで思いつめさせてしまった私に問題があると思います。いくら私が、同じように愛情を注いでるといっても、小さな娘に理解できないですよね。
そんな娘は、もうすぐ小学生…そして弟は年少になります。ようやく、一段落です。そして、そんな娘の口癖は『私は1番可愛いよね!』です。口癖の変化を見ると、私の愛情は伝わったかなと思えます。
成長した今も、姉弟の中で、差ができないように、感じさせないように苦労はつきません。怒る回数や、怒り方にも工夫が必要だなと日々感じます。毎日、喧嘩が絶えませんが、仲良く遊んでいる姿を見ると兄弟がいて良かったと思えます。
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